廃墟となった教会や修道院
The Holy Island of Lindisfarne
イギリス、ダラム沖に浮かぶLindisfarne島(Holy Island)は、英語史研究者にとっては特別な場所です。ここに由来するLindisfarne Gospels(古英語の行間注が付いた写本)がとてもきれいな形で現存していて、言語学的にも美術史の観点からも、貴重な資料となっているからです。
2018年に初めて訪れる機会に恵まれました。潮が引いたときでなければ島に渡ることができませんので、個人で行く場合には、事前の計画を綿密にする必要があります。予想していたように荒涼とした島で、ある意味で期待を裏切らなかったと言えます。しかし観光地でもあり、お店等もありますので、取り残され感はありません。
YouTubeでは、Lindisfarne、あるいはLindisfarne Gospelsを紹介した動画をたくさん見ることができます。ここにリンクを張るLindisfarne Gospels Prt1では、Lindisfarneの福音書も紹介されていますが、島の風景や雰囲気をたくさん味わうことができます。半ばにDurham大学のProfessor Richard GamesonによるLindisfarne Gospelsについての解説が出てきます。
【KOTOBA*-カタリナ】ブログでは、「コトバの面白さ」のカテゴリーでもLindisfarne Gospelsをたくさん紹介しています。Lindisfarneでブログ内検索をしてみてください。(2021年)
このページの写真は、すべてYoko Iyeiriが撮影したものです。無断でのご使用はご遠慮ください。