フェルメール

小林頼子(著) 『フェルメール――謎めいた生涯と全作品』(角川文庫、2008年)

2011年6月25日~10月16日に、京都市立美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開催されました。手紙をテーマとした作品を同時に見ることができる有意義な展覧会でした。。日本で、フェルメールへの関心が一気に高まっているようです。この本は、この展覧会を見たのをきっかけに読んでみたものです。フェルメール作品の全貌がわかりやすく解説されていると思います。(2011年)

以下は、本書の目次です。

目次

はじめに――フェルメールは、なぜ、かくも愛されるのか

第一章 フェルメールの生涯
第二章 物語画家から風俗画家へ
第三章 洗練、そして完成
第四章 模索の始まり
第五章 都市へ向けられた眼差し

あとがき

小林頼子(著) 『フェルメールの世界』(日本放送協会、1999年)

2021年に続いて、2012年も9月29日から神戸市博物館で「マウリッツハイス美術館展」が開催されました。日本でフェルメール人気が活気づいているようです。

新たに、本書を読んでみました。同じ小林頼子の本で、出版年はこちらの方が早いです。やはりわかりやすくフェルメールの画家としての人生が紹介されていると思いました。(2012年)

目次を紹介しておきます。

はじめに

第一章 フェルメールの生涯
第二章 若きデルフト画科の歩み
第三章 飽くなき洗練と絶え間なき自己変革
第四章 単身像の風俗画を読む
第五章 女の居場所――風俗画が語る社会史
第六章 失われし画家を求めて――フェルメール忘却神話の真相
第七章 ファン・メーヘレン贋作事件――新たなる研究への転換点
第八章 真作と非真作――揺れ続ける鑑定

あとがき

朽木ゆり子(著) 『フェルメール全点踏破の旅』(集英社新書、2006年)

もう一冊フェルメール関係の本です。こちらの本は、作品に焦点があてられています。フェルメールの魔法とは、魔法にかかった人がフェルメールの絵をすべてみたいと思って、作品を見てまわる旅に出ること、とのことです。点数の少なさがこれに寄与しているとは、なるほどその通りかもしれません。(2013年)

以下は、目次です。

序章 フェルメールの魔法

1 ベルリン 《真珠の首飾り》 《紳士とワインを飲む女》
2 ドレスデン 《取り持ち女》 《窓辺で手紙を読む女》
3 ブラウンシュバイク 《二人の紳士と女》
  ウィーン 《絵画芸術》
4 デルフト 《小路》
5 アムステルダム 《牛乳を注ぐ女》 《恋文》 《青衣の女》
6 ハーグ 《真珠の耳飾りの少女》 《デルフト眺望》 《ダイアナとニンフたち》
7 ロッテルダム 《手紙を書く女》 《窓辺でリュートを弾く女》 《地理学者》
8 ロンドン 《ギターを弾く女》 《ヴァージナルの前に立つ女》 《ヴァージナルの前に座る女》
9 パリ 《天文学者》 《レースを編む女》
  エジンバラ 《マルタとマリアの家のキリスト》
10 ワシントン 《天秤を持つ女》 《赤い帽子の女》 《フルートを持つ女》
   フィラデルフィア 《ヴァージナルの前に座る若い女》
11 ニューヨーク 《兵士と笑う女》 《稽古の中断》 《女と召使》 
   《窓辺で水差しを持つ女》 《眠る女》 《少女》 《信仰の寓意》

終章 深まるフェルメールの謎
   《合奏》 《聖女プラクセデス》 《手紙を書く女と召使》 《音楽の稽古》

あとがき