尊攘堂の一般公開

キャンパス内にあってとても不思議な建物

尊攘堂が期間限定で一般公開されました。附属図書館わきの入り口からキャンパスに入ると必ずその横を通ることになるのですが、いつも施錠されていて、これまで見ることができなかった建物です。他を寄せ付けないたたずまいで、内部は一体どのようになっているのかと思っていました。

その尊攘堂が期間限定で公開されるということで、さっそく訪問してみました。公開期間は何かと予定が入っていて時間を作りにくかったのですが、15分でもいいから見てみたいということで寄ってみることにしました。

建物の外にある説明書きによれば、尊王攘夷の志士たちが残したものを収めるために1903年に建造されたとのことです。現在は、考古学的な発掘調査によって発見された壺や食器などが展示されていましたので、少し予想外でした。とはいえ、内部をよく見ることができて、とても良い機会でした。外側からみると蔵のような雰囲気なのですが、内部はきれいな空間になっています。

YouTubeの動画の中に、尊攘堂の内部を見ることができるものがあります。コンピュータシステムに関する動画で別目的ですが、内部がとてもきれいに写されています。

文化財のデータを写真の様に保存!有形文化財「尊攘堂」のバックパック型レーザスキャナでの3D点群測量