祭り — 三ツ山大祭

三ツ山大祭

姫路の三ツ山大祭の写真です。写真では2つの山だけになっていますが、実際には小袖山、五色山、二色山の3つの山が町の中を移動します。世の中に山が移動する祭りがたくさんある中で、三ツ山大祭の山は、少し不思議な雰囲気の山だと感じます。

播磨国総社のホームページにリンクされている三ツ山大祭の公式ページによれば、起源は、「起源は、藤原純友の乱・平将門の乱を鎮定するため、天慶2年(939年)に斎行された「天神(てんしん)地祇(ちぎ)祭」に由来」とのことですので、かなり古い歴史があることがわかります。ただ、同じホームページの情報では、式年となったのは、1533年からとのことです。

20年に1回のお祭りということですから、意識しておかないと、次はまた20年先ということになってしまいます。20年に1回の頻度でも、さまざまな儀式がきちんと継承されているのが素晴らしいと思います。ちなみに、60年に1回の一ツ山大祭もあるようです。(2013年)

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