Brunel, MShed, etc. (Bristol)

船の博物館 Brunel

ブリストル市内の川沿いにBrunelが停泊しています。現在は、そのまま船の博物館として入場可能。船内の様子を見て周ることができるのに加えて、船内でレストランも営業中。船の隣にはショップもあり、内容も充実しています。小さな博物館とはいえ、船内の部屋数も多いですから、ゆっくり時間をかけて楽しむことができます。閉所が苦手な人には少しつらいかも。寝室を兼ねた船内の個室も公開されていますが、思ったよりも狭いです。時々甲板に出て、外の空気を吸ってください。

ほとんどの人がブリストルを短期で訪れた観光客だと思いますが、入場券が年間パスになっているというアイディアも面白いです。特にそのために値段が高くなっている様子もありません。「また、来てくださいね」という気持ちが表れているようで、心地よいです。下の写真は船内の様子。(2025年)

ブリストルは、このあたりが河口付近で海抜高度が一番低い。ここから急に上り坂の勾配になっていて、街の北にある有名なつり橋のあたりは、相当高度が高くなっています。この落差が美しい景観を作っています。高所が苦手な人は、少しご注意ください。つり橋から川を見下ろすと、少しこわいかもしれません。

基本的には町全体を歩いてまわることができますが、脚力に自信があることが必要。バスのサービスも頻繁です。通常のクレジットカードを使用して、乗り降りできます。今回の状況では、乗車時と降車時の2回タッチ方式でした。大学の建物は、街の中心部をメインに、あちこちに拡がっています。クリフトンの方面には、Student Unionもありました。

比較的小さな町ですが、国際空港もあります。曜日によっては、直接Bristol空港への乗り入れが便利かも。Uberを使用して町に入る場合は、空港のロビーの前からは乗車できませんので、Short Stayのところまで歩くことになります。約8分ほどでなだらかな傾斜なので特に気にはなりませんが、雨の日は少しつらいかもしれません。その場合は、空港のロビーの前からすぐに乗車できるタクシーが便利でしょう。荷物が少なければ、バスでも大丈夫です。

MShed

さまざまな貿易を通して豊かになった歴史をもつこの地域には、暗い歴史もあります。そんな歴史もまるごと学んでみたいという場合は、MShedを訪れるとよいでしょう。市街地からはBrunelに向かう途中にあり、入場料も無料です。

人は誰でも役に立ちたいという気持ちがあるのでしょう。ミュージアム・ショップで文房具でも購入してみたいという気持ちになり、ちょっとした買い物をしました。カフェにも寄りました。キャロットケーキなどがなかなかよいです。

日本では写真撮影を禁止する博物館がいまだに多いように思いますが、写真、SNSはむしろ積極的に活用する時代。