滝がある風景 — 大頭神社

大頭神社

広島から電車に乗ると、厳島神社にわたる宮島口からさらに2駅目にあたる大野浦駅が最寄りの駅になります。神社のホームページの情報によれば、駅から徒歩20分ということでしたので、比較的速く歩けば10分ぐらいかなと少し軽く見積もってしまいました。実際のところ、やはり徒歩で20分といったところです。

ただ、駅前通りをまっすぐに歩くという感じでわかりやすいので、道に迷うことはほとんどないと思います。大頭神社の鳥居と駐車場が見えてきたら、左折してすぐになります。左折のポイントにスーパーマーケットがあります。バスはあまり多くないので、駅前にタクシーが止まっているのであれば、タクシーの利用がお勧めです。

お手水のところは、コロナ対応で写真のような工夫が見られました。人が近づくと、センサーで水が出るようになっています。従来水が溜まっていた場所には、観葉植物が置かれていました。

写真のようなとても落ち着きのある神社です。Googleのマップにも「滝がある有名な神社」と表示されるように、文字通り滝で有名な神社のようです。2つ目の鳥居をくぐると川が流れていて、川の中の小さな落差で滝ができています。しかしこれは導入で、そのまま進むと、まず雌滝。写真では少し見えにくいのですが、このメインの建物の向こう側に水の落ち方が穏やかな雌滝があります。

次が有名な雄滝です。神社の建物の後ろ側に回って、さらに境内を進むと、雄滝が見えてきます。写真は雄滝の上半分といったところです。かなりの高低差があり、きれいな滝と渓谷になっていて、テントを張っている人、水遊びをしている人たちなどがいます。岩に座ってゆっくりと時間を過ごすこともできます。普通の街並みから数分で、急に景色が変わる印象です。(2022年)

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