英語史研究の潮流 — 1980年頃から今日まで

家入葉子・堀田隆一(著)『文献学と英語史研究』(開拓社、2022年)

      定価3600円+税

開拓社より、『文献学と英語史研究』(最新英語学・言語学シリーズ21)を出版しました。慶応義塾大学の堀田隆一さんとの共著です。堀田さんが第2章の前半、第3章、第4章を担当し、家入が第1章、第2章の後半、第5章、第6章を担当しました。

1980年頃から現在までの英語史研究を幅広く紹介するための一冊です。研究テーマを決めるときに、あるいは決めたあとに先行研究の内容を把握したいときに、参考にしてください。多数の先行研究への言及がありますので、参考文献リストを作成するのために利用することもできます。

序章にあたる第1章では、20世紀の英語学全般を振り返ります。終章にあたる第6章では、近年の通史の出版情報を取り上げました。英語史全体を見渡したいときにご利用ください。

目次は、

「最新英語学・言語学シリーズ」の刊行にあたって
はしがき

第1章 英語史研究の潮流
第2章 英語史研究の資料とデータ
第3章 音韻論・綴字
第4章 形態論
第5章 統語論
第6章 英語史研究における今後の展望にかえて

参考文献
索引
著者紹介

なお本書は、「20世紀後半の研究を踏まえつつ、今世紀に入ってそれぞれの研究がどのように展開し、これまでどのような研究成果が得られ、また今後期待されるかについて、実証的かつ論理的に詳述することを目指す」(p. iii)という趣旨のもとに編纂されている最新英語学・言語学シリーズの第21巻目になります。

YouTube「家入葉子・堀田隆一『文献学と英語史研究』(開拓社、2023年)のご紹介 — 言語学も同期する中心から周辺へ?」

「井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル」のYouTube動画でも紹介されました。「家入葉子・堀田隆一『文献学と英語史研究』(開拓社、2023年)のご紹介 — 言語学も同期する中心から周辺へ?」(2023年1月1日の動画)へのリンク

英語の語源が身につくラジオ(2023年1月30日)

堀田隆一先生のVoicy「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」でも紹介されました。「#609 家入葉子先生との対談:新著『文献学と英語史研究』(開拓社)を紹介します」というタイトルで出てきます。20分程度の対談ですが、本書の全体像をつかむことができると思います。

対談の中でも話しましたが、本書の中では多数の文献に触れていますので、結果的にかなり充実した参考文献リストを含んでいます。参考文献のところをざっと見るだけでも、研究テーマのヒントを得ることができるかもしれません。どうぞご活用ください。

英語の語源が身につくラジオ(2023年2月1日)

堀田隆一先生のVoicy「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」の第2弾です。「611. 家入葉子先生との対談の第2弾:新著『文献学と英語史研究』より英語史コーパスについて語ります」というタイトルでの収録になります。

今回は、英語史研究とコーパス言語学がどのように連携してきたかという視点から、この数十年の歴史を振り返ります。私が英語史研究はコーパス言語学との歩みでもあります。ちょうどHelsinki Corpusが公開された時期に、英語史研究を始めました。英語コーパス言語学の流れをつかむのにご利用ください。