弁財天さま — 竹島

竹島 — 蒲郡駅から徒歩で約15分

蒲郡駅から徒歩で15分ぐらいでしょうか、海の方に歩いて行くと、まずは水族館、そして竹島が見えてきます。徒歩でそのまま渡ることができるというのもとてもありがたいです。地元の方々がお散歩をしながら、定期的に参拝に訪れているという雰囲気がありました。

一旦竹島にわたると、ここは島全体が八百富神社となっていて、すぐに少し長めの急な石段を上ることになります。御祭神は弁財天さまです。他にも同じ境内にある大国主命を祀る大国神社、宇賀之御魂神を祀る宇賀神社、豊玉彦命を祀る八大龍神社、藤原俊成卿を祀る千歳神社を参拝しながらめぐることができます。

イメージとしては、琵琶湖に浮かぶ竹生島と重なるところがあります。島全体が神社で、主たる御祭神が弁財天さま。どちらも島全体が聖域です。ただし、竹生島は陸地からかなり離れているのでフェリーによるアクセスしかありませんが、竹島は歩いて渡ることができる点が大きく異なります。

竹島では、急な石段を上ることができない人のためでしょうか、橋を渡る手前のところにも神社があり、ここも八百富神社(遥拝所)となっていました。周辺が公園になっていて、海辺の文学記念館も無料ですので、ぜひ立ち寄りたいところです。スペースは小さめですが、竹島にゆかりのある文学作品、映画等についての展示がなされています。(2023年)

このページの写真は、すべてYoko Iyeiriが撮影したものです。無断でのご使用はご遠慮ください。