宮島歴史民俗資料館
日常生活からスケール感の大きな歴史まで
宮島の歴史民俗資料館は、厳島神社の参拝を終えて、そのまま道なりに少し歩くと、右側に見えてきます。控えめなたたずまいなのでうっかり通り過ぎてしまいそうになりますが、展示物の点数も多く見所もたくさんある資料館なので、是非立ち寄ってみたいところです。
まず建物自体が登録有形文化財とのことです。江戸時代後期から明治期にかけて醤油の醸造をしていた豪商、江上家の住宅がそのまま資料館となっています。畳の間に上がったり、土間に降りたりしながら、広いお屋敷の中を練り歩くように資料館の中を進んでいきます。庭を囲むように展示スペースが広がっています。
桶などの日用品を展示したスペースでは昔の人々の生活を学び、宮島ならではのしゃもじの展示や祭りに関するスペースでは宮島の歴史を学び、平清盛像の展示もある厳島神社の歴史を扱うスケール感の大きなスペースでは日本の歴史を学ぶことができるよう、多岐にわたる展示品が配置されています。十分時間をかけて見学したい場所の一つです。
YouTubeに館内をめぐる動画がありましたので、貼り付けてみます。