Samantha M. Litty and Nils Langer (eds.), Language Ideology, Policy, and Practice: Focus on Minoritized Languages Past and Present (Peter Lang, 2025)
多重否定を過去の人々はどのように捉えていたか
COVID-19の影響がまだ続いている2022年6月に、スペインのMurciaでHistorical Sociolinguistic Networkが開催されました。オンラインでの開催になるかと思っていたところ、対面のみということで、意を決して渡欧しました。まだ空港でのPCR検査等が必要でした。この学会の面白いところは、異なる言語を専門にする人たちが同じ場に集うところです。
本論文集は、この大会で報告された論文を収録した論文集のうちの1冊です。私の論文はpp. 43-62になります。多重否定が近代英語期を通じてどのように捉えられていたかを文献調査により明らかにした論文です。
書誌情報
Iyeiri, Yoko. 2025. “Comments on Multiple Negation in the Early Modern English Period”, in Language Ideology, Policy, and Practice: Focus on Minoritized Languages Past and Present, ed. Samantha M. Litty and Nils Langer, pp. 43-62. Oxford: Peter Lang.