有馬玩具博物館
おもちゃを体験する世界
有馬温泉街の中心部に有馬玩具博物館があります。位置的にはちょうど金の湯の前あたりになり、有馬温泉街を歩くのであれば、必ずこの道を通るという場所なので、すぐにわかります。ということで以前からその存在には気づいていたのですが、なんとなくドイツやオーストリアで12月になると普通に見ることができるクリスマスマーケットのような雰囲気だろうと、これまで入館する機会がないままでした。
入ってみると、4階から6階が展示室で、とてもきれいなおもちゃが並べられています。やはりドイツのおもちゃが主流になっているようですが、一部に日本のものや有馬の人形筆などの展示もあります。おもちゃで遊ぶことができるスペースもあり、ワークショップなど、子供にとっては夢のある空間に仕上げられていると思います。展示スペースも適度なスペースです。
くるみ割り人形は、これまでにもヨーロッパのクリスマスショップでたくさん見てきましたが、これだけ勢ぞろいすると、やはり華やか。写真撮影は、フラッシュなしでのみ可能です。
開館したのは震災から10年ほどが過ぎた2003年7月19日とのことです。グリコのおもちゃをデザインしていた加藤裕三氏、その友人でオートマタ作家の西田明夫氏、老舗旅館で有名な御所坊の15代目にあたる金井啓修氏の尽力により開館したことが博物館の情報からわかりました。
神戸ミュージアムリンクにも、有馬玩具博物館を紹介する動画がありました。以下に貼り付けてみます。
この動画でも、体験型の博物館であることが強調されています。年間パスポートなどもあるようですので、リピーターになるのもよいかと思います。