昔の英文法書
Ben Jonsonの文法書
大英図書館のデータベースの中にBen Jonsonの文法書の画像(2枚)があります。こちらのリンクからたどってください。劇作家としてよく知られたBen Jonsonの異なる側面を見ることができます。リンクページの説明にも興味深いことが書かれています。一度焼失して再度執筆!それから語尾のrの発音についての記述も当時の英語の発音についての情報をよく伝えてくれていると思います。
英語の話者が自らの言語を観察し文法書を書く営みが本格的に始まるのは、Modern English (1500~) に入ってからのことです。それまでは、文法といえば、一般にラテン語の文法のことを言いました。Ben Jonsonの文法書は、英文法書の中でも早い時期のものだと言えるでしょう。この後、18世紀ごろから英文法書は次々に執筆、公刊されるようになっていきます。