2024年1月28日 / 最終更新日時 : 2024年1月28日 Castlecliffe コトバの面白さ 言語学における「法則」という考え方 言語変化を説明する際に、その変化が一貫性をもって生じることが明らかにされた場合にlaw(法則)という用語を使うことがあります。 英語史は、最初のところでインド・ヨーロッパ祖語からゲルマン語へ、ゲルマン語から英語へという流 […]
2023年12月25日 / 最終更新日時 : 2024年2月18日 Castlecliffe コトバの面白さ ISSEMEセミナー — バックナンバー ISSEMEとオンラインセミナー International Society for Anglo-Saxonists が時代の変化を受けて、ISSEME (International Society for the St […]
2023年12月7日 / 最終更新日時 : 2023年12月7日 Castlecliffe コトバの面白さ 言語学の用語 — プライミング 脳科学や心理学で使われる「プライミング」という用語が、言語学においても頻繁に使用されるようになってきました。大谷直輝氏の『ベーシック英語構文文法』では、以下のように定義されています。 プライミング効果とは先行する刺激(プ […]
2023年11月16日 / 最終更新日時 : 2023年11月16日 Castlecliffe コトバの面白さ 構文の拡張 — N + PREP + V-ing構文 いつも普通に使用している構文の歴史も、具体的なデータの中で分析してみると、その確立過程がきれいに浮かび上がってくることがあります。Gray and Biber (2012)は、the hazard of receivin […]
2023年10月15日 / 最終更新日時 : 2023年12月28日 Castlecliffe コトバの面白さ パストン家と書簡集 パストン家と『パストン家書簡集』– データベース This is the Paston Portalというサイトを教えていただきました。イギリス・ノーフォークのパストン家で保存されていた書簡は大量で、歴史や過 […]
2023年10月10日 / 最終更新日時 : 2023年10月10日 Castlecliffe コトバの面白さ 構文化 — had better 意外に発達が遅かった had better Traugott (2019)は、had better, would/had rather, would/had soonerの歴史をconstruction grammarの […]
2023年9月4日 / 最終更新日時 : 2023年9月4日 Castlecliffe コトバの面白さ 古英詩の伝統 古英語の韻文では、決まった表現が繰り返し使用されることがあり、古英詩の伝統の中で共有されているものも少なくありません。このため、同じ表現がいくつかの詩の中で共通に見られるという現象が起こります。 Orchard (201 […]
2023年8月25日 / 最終更新日時 : 2023年8月25日 Castlecliffe コトバの面白さ 古英語写本の比較 Caedmon’s Hymn デジタルサイトでのテキストの提供は、多数の写本の比較において、特にその力を発揮するように感じます。CaedmonのHymnをcreative commonsの形で公開するDani […]
2023年8月8日 / 最終更新日時 : 2024年5月9日 Castlecliffe コトバの面白さ 英語方言辞典 — EDD, DARE English Dialect Dictionary by Joseph Wright (EDD) 英語方言辞典の古典中の古典であるJoseph WrightのEnglish Dialect Dictionary (18 […]